帝王切開で出産された方の産後の過ごし方−21
帝王切開で出産を終えたばかりのママ。
ご出産おめでとうございます!!
とても偉大なお仕事を終えた今、
病院でこのブログを見ていらっしゃる方もいるかもしれませんね
お子さんは何人目ですか?
初産?二人目?もっと多いいですか?
出産を経験すると、誰もがショックを受けてしまうのが産後のママの体型。
お腹はすぐには戻らずダルダルなままで
「今すぐにでも産後ダイエットしなきゃ!」
と焦ってしまう気持ちもよくわかります。
でもちょっと待ってください!!
身体に起きていること
いまは5人に1人の割合で、
帝王切開による出産をしていると言われています。
帝王切開による出産は、自然分娩と全く異なります。
麻酔を使い、ママの体にメスを入れ、
赤ちゃんを取り出す帝王切開による分娩は、
外科的な手術です。
お腹だけでなく、子宮、周辺の筋肉にも手術による切開跡が残ります。
自然分娩とは違い、産後は、
子宮の収縮と同時に傷口も収縮するため、
耐え難いほどの激しい痛みが伴います。
帝王切開後のママの体は、産後の体力低下よりも、
傷口によるダメージが大きいと言えるでしょう。
「出産が楽だ」と誤解されてしまうことの多い帝王切開ですが、
お腹を切っている分、傷口は残るし入院日数は増えるので、
経腟分娩に比べると母体への負担は高めになります。
まずは体をいたわろう!
特に産院を退院した後には、
すぐに赤ちゃんのお世話が始まり、
夜もたっぷりと眠ることができないママがほとんどです。
育児による疲労を回復させるためには、
タンパク質やビタミン、カルシウムなどのミネラル分を
きちんと補ってあげることが必要です。
赤ちゃんのお世話で忙しいママなら、
インスタント味噌汁や冷凍野菜などを利用する方法もおすすめです。
食物繊維とミネラル分が豊富な玄米や発芽玄米に
梅干しや納豆を添え、
体を温める意味でも予め冷凍された野菜をたっぷりと味噌汁に入れ、
予め味付けされた魚をフライパンで焼けば、
手軽に食事を準備することができます。
また母乳育児をされているママ、水分補給は足りていますか?
ミネラル豊富なルイボスティーや母乳育児中のママに人気のたんぽぽ茶などを常備するのもおすすめです。
これから暑くなる季節、ご自分が思っている以上に脱水になりやすい状況です
しっかり水分補給していきましょう。
出産で身体は思った以上に傷ついていますし、体力も消耗しています。
赤ちゃんのお世話も大事ですが、ご自分の身体もいたわってあげてください。
ご家族にも協力していただき、
産後1か月はできるだけ横になって
ご自分の体力を回復させるためゆっくりしてくださいね。
私のトレーニングは
産後1か月から開始することはありません。
1か月検診で主治医の許可をいただき、傷口の回復具合を確認してもらい
ご自身が普段の生活が送れるようになってからの
開始となります。
(次回ブログでこの辺りは詳しくご説明します)
でも1日でも早く始めたいと思われている方には
先にカウンセリングを受けていただくことを
お勧めしています。
あなたの産後ダイエットを任せても安心なのか
ぜひあなたの目で確かめてください。
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